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キンドルは来た、けれど

10月22日にキンドルが届いた。1日早いような気がするが、とても嬉しい。期待がふくらむ。おもちゃを手にした子供のようである。早速充電、Kindle shopからLe Monde22日版をダウンロード、早い。仏語辞書もダウンロードして、仏語環境を作ってみる。辞書を英語版と交換してみると、単語の前にカーソールを置くと画面の最下方に英語で意味が示される。しかし仏語辞書は、用例も少なく英語辞書と比べると随分見劣りがする。フランス語文法書(英文)も11ドルでダウンロード。

Kindle shopが扱っている書籍は3万冊あるというが、当然何でもあるわけではない。欲しい本が英文でも微妙に見つからない。やはり著作権の関係だろうか。仏文では、モンテクリスト伯を2ユーロでダウンロード、楽しみながら読めそうだ。しかし、仏語本は極めて少ない。英文ではどうだろうか、英文でIshiguroを検索すると、ほとんどの著作があるが、最新作は無い。とはいえ英文であれば、古典だけが読めるわけでもなさそうだ。

Kindle購入は、Kindle shopでどんな本が手に入るか、確認してから決めるべきだと思う。

22日から使い始めて25日には電池が無くなった。wirelessを繋ぎながら使っていたせいか。Amazonの説明では2週間は電池はもつとあったような気がするけどなあ。工夫は必要である。

いろいろあるが、軽くて読みやすく、眼も疲れない。いつも手許に置いておくと可愛い奴である。

何もない中込という町

長野県佐久市に中込という小さな町がある。何もないのがいい。千曲川が音を立てて流れていて、浅間山が見える。静かである。清潔で安いホテルがある。
「いいじま」という蕎麦屋が、小さな町にしては不釣り合いなくらい活気のある飲食街にひっそりとある。料亭風の玄関を開けると、若い主人が出てきて、おまかせしかないが、いいかと聞く。お値段はいかほどかと尋ねると、やってみなければわからないとおっしゃる。ここで怯まず靴を脱いで上がってみよう。10月といえども夜はぐっと冷える。冷えた身体に最初に運ばれるけんちん汁は心地よい。熱々の羹、朝鮮人参の天麩羅、熱燗が五臓に沁みわたる。河豚の刺身とゼリよせ。それから何だっけ。たっぷりイクラと海胆の寿司、子持ちシシャモそして最後はたっぷりの蕎麦と銀銀杏の天麩羅。しめて4500円、信州の夜、何もない町には美味いものがある。

Kindleについて

Amazonの電子ブックKindleの予約をした。23日ごろには手に入るらしい。
読みたい時に読みたい本をダウンロードして、その場で読めるというのが魅力。
仏語の書籍にも対応しているとのこと、手に入りにくい長編小説や哲学書もブックに保存して持ち運べるといいだろうなあ、と思うがどうだろうか。
有料だが、日刊Le mondeも毎朝、ベッドや通勤電車で読めるようになるかもしれない。
日本の書籍と電子ブックを補完的に使えることに期待したい。

遅れてきた夏休み

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連休を挟んでささやかな夏休みである。といっても東京から出るわけではない。散歩、読書、映画、美食と朝寝坊の日々。
今朝は、国立近代美術館へ、ゴーギャンでも観ようかと思ったが、なんと2日前に展覧会は終了とある。本館は月曜日でもないのに閉館。くやしいからそのまま坂を登る。国立文書館を横目に見ながら北の丸公園に至る。9月の末とはいえ少し歩くと汗が出る。森の木陰はありがたい。
国立近代美術館本館は休みでも、北の丸公園の工芸館はひっそりと開いていた。訪れる人も少なくて、気分がいい。工芸館は旧近衛師団司令部の建物を利用したもので、明治43(1910)年3月に建てられたとのこと。ビクトリア風の煉瓦造りである。石造りの屋内は天井が高く、重厚であるものの残暑の時には涼感がある。特別展示は「染野夫妻陶芸コレクション」でバーナード・リーチなど。
工芸館を出て、そのまま北の丸公園を九段方面へ向かう。樹影のベンチに腰かけると、猛烈な藪蚊の大群に襲われるので、退散。池の畔、芝の上の石椅子に腰かけることにした。スタバの紙袋からコーヒーとサンドイッチを出している若いカップル、昼食後の読書をするサラリーマンらしき人、昼寝をする人、普通の人たちのゆるやかな昼休みである。
武道館横から九段下まで歩く。武道館では今夜のコンサートの準備をする人たちが働いている。九段したから飯田橋方面に向かって左に入ると、小さなフランス料理屋があったので入る。厨房がカウンターの向こうに見える。料理人が二人の男性、給仕が二人の女性。980円で、サーロインステーキとスープかデザート、コーヒー。ステーキと付け合わせのジャガイモのグラタンに満足。
飯田橋の欧明社で2冊本を手に入れて神楽坂を登る。途中、上島コーヒー店で休み、今手に入れた本を拾い読みをする。フーコーとフレデリック ベグベデール。
坂沿いの漆器屋で普段使いの椀を衝動買い。歌舞伎椀という濃い紅と黒の縞模様、山中塗りだという。まだ16時、さてこれから何処へ向かうか、のんびり初秋の東京散歩はまだ続く。

johnが逝き、キヨシロー失ったが、Bobがいた。

Together Through LifeTogether Through Life
(2009/04/28)
Bob Dylan

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ボブ デイランの新しいアルバム。嬉しいですね。この爺が "Oh, well, I love you pretty baby"(Beyond Here Lies Nothin’)と歌う。煙草に潰れた嗄れ声。単純なコード進行と単純なバンド構成。危うい演奏、しかしなぜか安心できる。

ボブの歌いに軽く合わせながら、たまには腰でも振って台所にでも立ってみるのもいいかもしれない。

テーマ : おすすめ音楽♪
ジャンル : 音楽

旅の友ーソプラノ ウクレレ

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旅は、時に寂しいときもある。夕暮れの時や深夜の貝の中に沈むとき。
楽器があると、元気になる。
最近はギターが、歳のせいか持ち歩きには重さを感じるようになった。
そこで手に入れたのが、ウクレレ。
ウクレレもオーケストラやテノールという大ぶりのではなく、ソプラノが運びやすい。
それに、いかにもウクレレらしい音がする。
私のウクレレは、KAMAKA製。
ギターのボサノバのコードをそのまま使って、結構楽しめる。

音だけでなく、ウクレレの形そのものが癒してくれるような気がする。

テーマ : 楽器
ジャンル : 音楽

フランスの新インフルエンザ検疫

フランスの新インフルエンザの検疫は、機上で「追跡調査票」に自分のフランスでの連絡先を記入するだけ。調査票は客室乗務員に手渡す。調査票の裏に発熱等症状が出た場合の電話番号等が記載されているが、調査票を提出してしまうので、自分でメモする必要あり。メモする人は少なそう。

フェーズ6になったが、これから夏に向かう欧州には緊張感はない。冬に向う南半球諸国はどうだろう。昨夜到着したコンゴ民主共和国では、検疫はいつもの通り黄熱病ワクチン接種のチェックだけだった。

テーマ : フランス
ジャンル : 海外情報

パリ シャルルドゴール空港 2Eターミナルについて

日本ーパリ便はAF,JALに関わらずこれまで2Fだったが、6月から2Eになった。
2Eは、とにかく広大で、慣れないと目的地に行きつけないし、故に相当な脚力と視力が必要。
到着すると、Baggages, Sortieを目指してゆくことは変わりないが、これがまたわかりにくい。
前の人についてゆくととんでもないところに行ってしまうこともあるので、注意。

パスポートコントロールは長蛇の列。ようやくコントロールが終わると、自分の荷物が何番のレーンから出るのか電光ボードで確認するが、ここにたどり着くのに時間がかかると、電子ボードには既に掲載されていないこともある。そこでサポートしてくれる人はいないので、広い荷物の受け取りホールを走りまわらねばならない。

ここに書いたことは、これまで私が2Eで経験したことです。旅慣れているはずなんですがーー。

2Eから発着する皆さんは、くれぐれも体と心を鍛えておいてください。

テーマ : フランス
ジャンル : 海外情報

1日のバイクの運転を振り返る

早朝は曇りだったので、午前中は大丈夫と思って出発したが、しばらくすると小雨になった。その時点で帰ることもできたが、しばらくぶりのライデイングだったので続けることにした。8時を過ぎると本降りになったので、カッパを着ることになった。幸いヘルメットは新調したばかりなので曇りもない。最近の素材は軽くて、ヘルメット内の空気の流れも良い気がする。ということで、雨の中の半日程度のツーリングを楽しんだ。雨の日曜は関越も車が少なくて運転しやすい。

ツーリングを終えて、コーヒーを飲みながら一日のライデイングのおさらいをするのが楽しみの一つだ。車庫を出てから帰るまで思い返してみると、どこでどうギアチェンジをしたか、カーブをどう走ったかをつぶさに思い浮かべることができる。将棋に似ているかもしれない。

というわけで、バイクは乗っている間だけでなく、降りてからも楽しめる趣味なのである。

初夏

日本の初夏は美しい。新緑を青いと表現する日本人の感性を育てる四季の変化。東京は、30度近い暑さだが心地よい一日だった。この美しい季節に新インフルエンザが少しづる拡がっている。
なるべく満員電車を避けるように通勤経路を工夫したり、歩く時間を長くするようにしているが、メタボには良い機会かもしれない。

暑さが続いてインフルエンザが下火になることを祈りながら。

薔薇の季節

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あっという間に薔薇の季節。西早稲田の小道を彩る庭の花。散歩の楽しい夏の宵。

江戸の藤

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神楽坂、新潮社横に藤が咲いている。2本の大木に咲く紫の花房を、明治の頃鴎外も仰ぎ見たことがあったのだろうか。

テーマ : 写真日記
ジャンル : 日記

マスクの行方

マスクの生産が追いついていないらしい。豚インフルエンザのためだ。マツキヨに行ってみると、これ一つしか残っていないと差し出されたのは、花粉症用のガーゼマスクだった。これでは、インフルエンザの飛沫感染はから守れないでしょう、とは言えず、130円で購入した。山手線に乗ると、マスクをしている人は意外に少ない。10人に一人だろうか。しかも、ほとんどがあの花粉症用のマスク。今は、フェーズ4が宣言されているので、人ごみの多いところにはなるべく行かない方がいいのだから、電車なんかには乗らないのがいいのだが、私も含め、そうは言ってはおられない人ばかりだろう、休日出勤も多いかもしれない。
しかし、売り切れているマスク、大量のマスクは今どこだろう。少数の人が多量にストックしているのかなあ。

煙草の煙

早稲田の小道を歩いていると、幽かに煙草の匂いがする。見ると、はるか先を喫煙しながら歩く若者がいる。ここまで鼻粘膜は敏感になっているか、と我ながら苦笑する。フランスは、一足先に公的な場所での喫煙は禁止になった。しかし、パリのキャフェご自慢のテラスでは喫煙が容認されているようである。フランスらしい、「共生」の哲学か、ただ単に「妥協」の産物か。反対に、東京ではJRのホームの喫煙スペースは最近無くなってしまった。利用者の苦情が多くなったというのが理由らしい。東京の喫茶店は、まだまだ喫煙者優位ではなかろうか。喫茶店で本を読むのが好きだが、禁煙の喫茶店はまだまだ少ない。コーヒーをポットに詰めて新緑の公園でGWの午後を過ごす、というのも煙草の煙に敏感な者には良い考えかもしれない。

ダカールにてル・クレジオ氏と”ちょっとだけ”話す

ダカールといっても、2月の夜は少し寒い。その肌寒いフランス文化センターの野外劇場で2008年度ノーベル文学賞を受賞したル・クレジオを中心にしたラウンド・テーブルが催された。といっても、私は旅の途中、偶然その時間に文化センターのキャフェに寄ったところ、幸運にも入ることができた。テーマは、文学のuniversalite、普遍性というか世界性ということだっただろうか。

ル・クレジオは、「黄金の探索者」や「アフリカの人」にあるように、英国人医師の父の仕事でモーリシャスで少年時代を過ごしたことがある。4回目の訪問となるダカールの印象を問われて、作家は、そこにいることの喜びを伝えた後、第二次世界大戦直後の初めてのアフリカへの船旅に寄航したダカールの「豊かさ」の印象が強かったと答えた。戦中、戦後の荒廃と困窮のフランスと比べて、ダカールの海、人、食べ物が少年の目には何と豊かに見えただろうか。

講演の後、文化センターのキャフェで作家と一言だけ話すことができた。日本人で、彼の作品を読み続けていることを告げると、温かく受け止めてくれ、4月には日本に行くことになっている、と微笑みながら握手を求めてくれた。本の一瞬ではあったが、恋人に愛を告白するような幸福を感じた。長生きをすると良いこともあるものである。



Mercredi 25 février
18h30 - 20h30: Théâtre de verdure de l’Institut français Léopold Sédar Senghor (Dakar)
Rencontre de Jean-Marie G. Le Clézio, Hubert Haddad et Jean-Christophe Rufin avec le grand public. Séance de signatures en collaboration avec la librairie des 4 Vents

テーマ : アフリカ
ジャンル : 海外情報

Café de Métroについて

Café de Métroは、表参道に実在するらしい。というわけで、本日から店の名前を変えました。Café de Métroは、たまたまではなく、昔パリで私の仕事場の隣にあったキャフェの名前です。今は、もうありません。キャフェといっても、場末の常連が集まるような小さな店で、カウンターにテーブルが2,3脚、そしてピンボールだけはちゃんとありました。家族でやっているキャフェで、私たちはつけで飲んだり、食べたりしていました。寒い冬、遅い昼食に熱々のクロックムッシューとパナッシェは楽しみでした。あのクロックムッシューの美味しさは、Deux Magotsなんかでは味わえないでしょうね。何年か前に行ってみたんですが、もう店はたたんでありました。
地下鉄の駅の横にある、キャフェ、Café de Métroを思い出してこのキャフェの名前にしたんですが、東京にちゃんと同じ名前の店があるんであれば、やめましょう。

新しい名前はCafé de Non Problèmeです。ふざけた名前ではありません、この名前のキャフェは90年代にプノンペンにありました。いろいろ問題のあるのが人生ですが、キャフェにいるときだけは、問題が無いというのがいいですね。どうぞ、ゆっくりしていってください。

Foyer Du Vietnam -パリのベトナム料理

パリでベトナム料理といっても、珍しくもない。Foyer de Vietnamもガイドブックには必ず載っている。実は、私もあるガイドブックを読んで行ってみた。お昼だったが、とにかく満員で、隣の人と肩を触れ合うように座り込む。シンプルなテーブルとシンプルな椅子、明るくて清潔な店内。
海老のサラダとフォーヴォーは、掛け値なく美味しい。デザートも無ければ、コーヒーもない。店のベトナム人たち(たぶん)はそっけないが、サービスが悪いわけではない。こういうところが、ほっとするという人たちがリピーターになっているんだろう。フランスの「どこで食うか」というサイトでのこの店の評価は様々で、好みの違いがわかる。デザートが無いからだめだ、というフランス人や、ベトナム料理ではないというベトナム人のコメントもおもしろい。ただ、90年ころのホーチミンで食べたフォーの美味しさに近い味は、この店は出しているように思う。最近食べたハノイのフォーは美味しくなかった。自分の味覚が変わってきたのだろうか。パリでフォーが食べたいと思ったら、今ならFoyer de Vietnamがお勧め、この味、東京では食べられないよ。

80 rue Monge,
75005 Paris
Téléphone : 01 45 35 32 54
Métro : PLACE MONGE

テーマ : フランスの生活
ジャンル : 海外情報

西早稲田 浅野屋 美味しい蕎麦屋さん

雨の西早稲田、横丁にちょいと入るてえと見つかる粋な蕎麦屋、浅野屋さん。
遅い仕事帰り、9時30分がラストオーダーはありがたい。全て手作りの酒菜の数々、おいしいお酒そして手打ち蕎麦、何より汁が美味い!手間をかけて化学調味料フリーの汁は、体にしみ込むようだ。

アクセス JR線 高田馬場駅早稲田出口より徒歩9分/地下鉄東西線 高田馬場駅6番出口より徒歩7分/都電荒川線 面影橋駅より徒歩5分
営業時間 11:30〜15:00/17:30〜21:00
定休日 日/祝日  第2土曜休業

テーマ : 日々の暮らし
ジャンル : ライフ

あけましておめでとうございます

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マダガスカル北西部の夜明けです。
2001年9月5日、内陸部への旅の途中でした。
3週間後、携帯電話も通じず、テレビもない地域から沿岸の港町に帰ってから、9月11日のことを知りました。
普通の人たちが普通に平穏に暮らせる日が一日も早く訪れることを、今年も祈りたいと思います。

テーマ : アフリカ
ジャンル : 海外情報

コンゴ民主共和国北東地域でウガンダのLRAが住民虐殺

コンゴ民主共和国の国連ミッションは、コンゴ北東部でのウガンダLRA(The Lord's Resistance Army)による残虐行為を非難し、住民の保護のためにできうる最大限の保障をしていると報告している。国連によると12月25日に北東部のいくつかのdistrictで、LRAによって多くの住民が攻撃を受けたとされている。


クリスマスの時期に400名以上の住民が、ウガンダおよびスーダンとの国境近辺で、LRAによって虐殺されたという告発が相次いでいる。


Le Mondeから
Massacres dans le nord-est de la RDC: la Monuc condamne "avec force"
31.12.08 | 08h05


コンゴ民主共和国の東側の不安定さは、単なる国内問題ではなく、北の諸国をも交えた複数の国の利害関係も関係してる。今、この瞬間にもルワンダやブルンジ、カンボジアに匹敵するような虐殺行為が起こっている可能性がある。

テーマ : 海外ニュース
ジャンル : ニュース

コンゴ民主共和国、エボラ熱後の死者11名

「国境の無い医師団」の12月29日の報告は、コンゴ民主共和国においてエボラ熱感染患者が11名死んでいたとのこと。 Auguste Mupipi Mukulumanyコンゴ民主共和国保健大臣によれば、今回の流行は11月末に西カサイのKaluambaから始まったらしいとのこと。

Le virus Ebola frappe à nouveau au Congo-Kinshasa
LE MONDE | 30.12.08 | 14h48 • Mis à jour le 30.12.08 | 14h48
から。

この記事では、何人の人たちが感染して、そのうち何人が亡くなったか、治療はどの地域のどういう施設でされていたのか、はっきりしない。もう少し情報が集まるのを待ちたい。

テーマ : 海外ニュース
ジャンル : ニュース

モネ「印象 日の出」展

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日本人は印象派が好みだと聞いたことがある。特にモネ。何故かは聞き忘れた。その「印象派」の言葉の源となったのが、この絵「印象 日の出」であるという。パリのマルモッタン美術館所蔵の名高いこの絵が今、名古屋で鑑賞できる。

スモッグと朝霧の夜が明けようとしている港、現れたばかりの太陽の紅さだけが色彩として水と空に投影されている。空と水はその先の刻々と変化する色彩を予感させ、通り過ぎる船や動き出す艀のクレーンの音も密やかな今から想像することもできるような気がする。

この絵の他に、日本各地から集められた印象派絵画が展示されていて見ごたえがある。その中でも1点だけであったが、セザンヌが特に心に残った。

名古屋市美術館
日仏交流150周年記念 開館20周年記念
モネ「印象 日の出」展

開催期間 2008年12月23日(火・祝)〜2009年2月8日(日)


テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

『日本語が亡びるとき−英語の世紀の中で』水村美苗

この本、ベストセラーになっているらしい。確かに科学の世界では、英語で読み、英語で発信することが既に常識になって久しい。重要な情報ほど広く知ってもらいたいからだろう。重要な情報を知りたい日本人は英語でそれを探すようになってきてもいる。明治以来海外の情報の翻訳機関であった大学は、日本人のために翻訳するということを確かにしないようになっている。こういう「普遍語」としての英語を尊重するがあまり、日本は国語教育を疎かにしてきたことを作者は指摘している。最近の中学校の国語教育は週3時間で英語は5時間だそうだ。
私はフランス語を勉強したが、日本人のためにフランスやフランス語圏アフリカの情報を伝えるというニーズが無くなってきているという実感がある。ル クレジオやサルトル、ランボーでさえ日本人にとっては関心の外にあるのではないだろうか。アフリカの人たちに世界で起こっていることを伝えたり、アフリカの人たちの話を聞く時にフランス語は今でも役に立っているが、こういう場面では日本語は当然役に立たない。そういう意味では、フランス語が滅びるより先に日本語が滅びてゆくのかもしれない。
水村美苗の「本格小説」という題の小説は、夏目漱石以来の日本近代文学の傑作だと思っているが、科学だけでなく、こういう小説が日本人によって日本語で書かれず、読むことのできる日本人が少数の専門家になってしまう日は、もしかすると本当に眼の先にあるやもしれない。

テーマ : フランス語
ジャンル : 学問・文化・芸術

ル クレジオについてなど

新宿東口の紀伊国屋1階の突き当たりにある海外の文学コーナーは、私のお気に入りの場所の一つである。喧噪の新宿にあって、その一角は人口密度が少ない。各国の小説やら評論などの主だったものを一覧できる。時々変わるデイスプレイや書店員さんのコメントも楽しみの一つだ。今は、今年ノーベル文学賞を受賞したル クレジオの本の特集がされている。ル クレジオは、日本では知る人の少ない、というか日本人好みでない作家の一人ではないだろうか。量販書店には、まず見かけることは難しい。さすがに紀伊国屋では、ル クレジオの代表作は大抵手に入るのだが、今回のような品ぞろえは、やはり受賞を契機にクレジオを紹介したいという思いがあるのだろう。クレジオの代表作だけではなく、現代詩手帖版「ル・クレジオ」(2006)も置かれている。特集では、ル クレジオを知る上での貴重な資料が満載だが、ル クレジオと寺山修司との関わりなど、意外なことも知ることができる。芥川賞作家の絲山秋子が、自身の文学的な経験として、彼女が中学時代に読んだ「調書」を挙げているのを読んだことがある。中学生がどういう契機でル クレジオを、しかも「調書」を読のかということも興味深いが、社会人を経てものを書くようになるに至っても、作家の心の底にその小説の何かが沈澱していたということが、ル クレジオを読んでいる者にとっては共感できることである。

好きな作家がノーベル文学賞を受賞したのをきっかけに、「調書」など初期の作品を読み返したくなった。

テーマ : フランス
ジャンル : 海外情報

レオナール・フジタ展(上野の森美術館)

上野の森は、今落ち葉を踏みしめながらなお紅葉を楽しめる。その上野の森で、レオナール・フジタの没後40年を記念する展覧会が開かれているhttp://www.ueno-mori.org/special/2008_fujita/index.html。この展覧会は、フジタの人生の内面を時代を追って綴っているように見せてくれる。群像表現による迫力ある大作のシリーズには圧倒させられる。晩年を過ごしたアトリエの模型や遺品は、画家の日常生活を彷彿とさせる。私にとっての今回の展示の驚きは、フジタの遺作といってもよい、ランスに建造されたシャペルではなかったろうか。「平和の聖母礼拝堂」と呼ばれる小さなシャペルの外観だけでなく内観、特にフジタが下絵を作ったステンドグラスの聖チェチリアは華麗である。フジタは日本に絶望して、フランス人となり、カトリックに帰依して、フランスの静かな地で人生を終えた。その晩年は、実り豊かなものであったことを感じることができた。深い意図とフジタへの愛情溢れる企画である。

テーマ : 美術館・博物館 展示めぐり。
ジャンル : 学問・文化・芸術

衝突死:41歳男性、教習所で卒業検定中 金沢

こういう事故は傷ましい。同時に、バイクのコントロールを誤ると、検定中のような低速でも死につながることがあるんだといいうこと、自分も気をつけねばと思う。記事では検定中に脱輪してからアクセルをふかした後に10メートル先のコンクリート壁に衝突したという。3回目の検定ということ、脱輪してからコースに戻ろうとあせったのかもしれない。事故にみまわれた男性のご冥福を祈るとともに、大型バイクをのんびり流す中高年ならではの楽しみを、一瞬の事故で失うことのないようこれからも心したい。

テーマ : バイク
ジャンル : 車・バイク

一風堂

早稲田通りはラーメン街道とも呼ばれているそうな。しかし、私はそもそもラーメンは好んで食べることはない。こだわりのダシとか、固めの手打ち麺とか、まったく興味無い。一風堂のラーメンは、一味違うらしいが、流れは博多の豚骨だという。そんなことはどうでもよいが、そんな私が週1回は通うようになってしまった理由は、なんといっても気持ちの良いサービスではなかろうか。ラーメン臭さなどほとんど感じない、隅々まで清潔な店内。働いている人たち全員を見渡してみると一人一人が活き活きと動いている。こういう環境に身を置きながら、一流のビジネスマインドを味わっているのが好きなのかもしれない。ラーメンと一緒に食す、メンタイご飯マヨネース付きは、しかし病みつきになる味かもしれない。

シェ マルセル

パリのモンパルナス付近といえば、金子光晴が彷徨った暗い路地が思い浮かぶ。ノートルダム・デ・シャン教会の付近は、今もなんとなく薄暗い。その薄暗い闇に灯る店は、今宵過ごすシェ マルセル。メタボなどは、頭の中から消し去ろう、そうでなければこのビストロの伝統的でたっぷりの料理に立ち向かうことはできない。狭い店、入り口にはバーがあって、奥が壁沿いに椅子のある、ビストロらしいテーブル。隣の客とも肩を触れ合いながら、時には会釈しながら食事を楽しむ。やはり、羊でも牛でも肉料理が旨い。わらじよりはるかに大きいステーキやしっかりと肉の付いた子羊のグリル、単純に肉そのものお味を楽しむ。ポテトのソテーやピュレなどの付け合せ野菜もたっぷり。デザートは、なんといってもチョコレートムースが最高だ。
ちなみにトイレは、台所を通ってしかいけないので、慣れなければ少し勇気がいる。だけど、台所を垣間見てほしい、料理人がいかに真剣に清潔に仕事をしているのがわかるだろう。いつでも満員だが、皿が供される時間は絶妙だ。70歳は過ぎていると思われるご主人と英語のできる若いギャルソンのチームワークがあるからだろう。
実は、この店には25年前のパリ在住中によく通った。あの頃は、気のいい女将さんがサービスをしてくれたものだった。そのことをご主人に聞くと、嬉しそうに、私は20年前から店を引き継いでいるんですよ、とのこと。女将はいなくなったが、店の雰囲気も味も25年前と変わらない、高級ではないが、肩が凝らずパリを満喫できる数少ない店の一つだろう。

Chez Marcel
Rue Stanislas
75006 6ème Arrondissement Paris, Paris, France
+33 1 45 48 29 94

テーマ : フランス
ジャンル : 海外情報

新しいバイク

2年間の海外生活の間、ほとんどバイクに乗りませんでした。乗れなかったというべきか。赴任先の交通事情と医療事情は、いかにバイク好きの私でも日常的にバイクに乗りたいという気持ちを躊躇させるものでした。
2年ぶりに乗ってみた愛車、BMW R1200GSの重かったこと。あっという間に立ちコケの危機。都内を走ると、交差点毎に冷や汗の連続でした。2年の歳月は体力を奪い去ったのでしょうか、もうバイクから降りようかと真剣に思い始めたころに、New F650GSが発売されました。F 800と同じエンジンだがオフロードバイクで、ハンドルのポジションはアップライト、175cmの身長なら両足がしっかり大地を捉えることができます。なによりもR1200GSより50キロは軽量です。試乗してみるとあら不思議、運転が上達したような錯覚を感じるほど思ったような操作ができます。交差点や坂道でも怖くありません。何よりも、乗っていて楽しいのです。それで、迷わず買い換えることにしました。
東京ー名古屋間を走りましたが、高速もいたって安定して走れます、少し腰が痛くなりましたがーー。週末に都内を流したり、秋のツーリングが楽しみになってきました。
バイクに乗れる喜び、ありがとうBMW!

テーマ : バイク
ジャンル : 車・バイク

自転車に殺される日

歩行者信号が青に変わって、一歩横断歩道に足を踏み出した私の鼻先を掠めて自転車が通り過ぎた。若者を乗せた自転車はそのまま早稲田の坂を走り去ったが、私は唖然として動くこともできなかった。一瞬の差で大怪我をしていたかもしれない。
昨日、横断歩道を渡ろうとした自転車の女性が車道を走ってきた自転車と衝突、投げだされて頭を打った女性は12時間後に死亡したという記事を読んで、あの瞬間の恐怖が蘇った。警察は、車道の信号は赤で、男子学生が時速約30キロで信号を無視したとみて重過失致死などの疑いで事情を聞いているらしい。
東京は坂が多く、車道も歩道も自転車が猛スピードで走っていて、ひやっとすることが日常茶飯事だ。特に通勤通学時間帯は危ない。歩行者は、携帯電話を使ったり、音楽を聴きながらのんびり歩くというのは、命がけな行為となりかねないことを認識するべきかもしれない。
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