一人が、Tシャツを見せながら、買わんかと言ってくる。Tシャツは、1枚だけなので、これでまず警戒信号が鳴る。無視して早足で立ち去ろうとすると、もう一人が現れて、やにわに私の足元にうずくまり、「えー靴を履いとるやないか」と言いながら、ジーンズの膝の部分を掴んだ。これで警戒信号第2弾。...
内陸のある街、仲間の親戚のお宅で山羊の肉をご馳走になった。庭というか玄関先の屋外、小さなテーブルを中心に椅子がお客の分並べられている。庭の奥で山羊がメヘエーと啼いている。 あれ、これから締めるのかなと、心配になったが、聞いてみると、供される肉は既に鍋の中だった。...
首都から500kmほど離れた内陸に来ている。乾季に入って、風も涼しい。西瓜の季節、沿道のいたるところに積み上げられている。ここには昨年から通っているが、街のcybercafeで日本語標記のできるPCを捜して、スパムウエアを恐れつつメールを確認していた。次に来てみると、その店が無かったり、日本語の読めたPCが故障だったりと、不便だった。ところが、今年11月から定宿のフロント辺りで無線ランが繋がるようになり、今度...
最近、40代の日本人女性が「停電というのを経験したことがない」と言うのを聞いて驚いたことがある。日本では災害以外は停電が起きない、ありがたいことである。開発途上国では停電は日常的な出来事だが、アフリカの最貧国では「電気」というエネルギーを享受できる人も都会に生活する人に限られている。そういう国の首都に住んでいても、先進国から来た外国人は、電気があることがあたりまえで、自国と同じ水準の生活環境を維持し...
昨日からラマダンが始まった、イスラムの断食月。この地で2回目のラマダン。朝5時の祈祷の後から断食に入り、夜19時30まで絶飲食。この時期は、いつもよりも人を嫌にさせるような言動や行動はしないように努める。イスラムの人たちが、自分をムスリムだと改めて自覚するという。断食しながらも、仕事は休まない。妊婦や体の調子の悪い人は、自分の判断で断食の時期をずらすことができる。悠久の年月を経て培われた経験を見るこ...