昨日からラマダンが始まった、イスラムの断食月。この地で2回目のラマダン。朝5時の祈祷の後から断食に入り、夜19時30まで絶飲食。この時期は、いつもよりも人を嫌にさせるような言動や行動はしないように努める。イスラムの人たちが、自分をムスリムだと改めて自覚するという。断食しながらも、仕事は休まない。妊婦や体の調子の悪い人は、自分の判断で断食の時期をずらすことができる。悠久の年月を経て培われた経験を見るこ...
『1973年のピンボール』は、文字通り1970年代を舞台にしているので、その時代の小道具が懐かしい。「電動タイプライター」は、それで鼠が女性と知り合うきっかけになったのだが、PCが普及した80年代後半には市場からもビジネスの現場からも姿を消したはずだ。...
アフリカの舗装道路には穴が空いている。幹線道路は、それでもまだ穴が少ないが、たとえば首都の裏通りになると、もうがたがた。雨季には、排水の悪さも加わって慢性の「浸水」状態だ。今、私は政府系組織の新築ビルデイングで働いているが、2年前の新築以来トイレに水が無い。水道の蛇口から水は出ず、水洗トイレも水は流れない。トイレの施設は立派だが、未だ機能しない。こういうことは、めずらしくない。道路建設後のメインテ...
アフリカは、欧州とアメリカ大陸の植民地政策と奴隷制度で根こそぎ資源が略奪された。現代もアフリカの資源は、そこの人たちのために還元されているとはいえない。西アフリカの怒れる若者達は、フランスや米国などに迎合する指導者を軽蔑している。彼らは、例えばユッスンドールのように、そういう指導者の近くにいる歌手も軽蔑している。欧州の年老いた、時代遅れのロックも聴かない。彼らの好む音楽は、今を「告発」するアフリカ...
仕事の後、プールで一泳ぎしてから、海辺に並べてある椅子に寝転んで、水を飲みながら空を見るのが好きだ。何もかも忘れて、自然の只中にいるような気分になるからだ。夕暮れの海であれば、鳥の群れが、連隊を作って低い雲の下を通ってゆく。その飛び方は、行く手の空間の大きさを測っているのように見える。一定のリズムで方向を変えると、あるところまで一直線に進む。何という潔さ。明日は見えないから、その大きさは測ることは...