一人が、Tシャツを見せながら、買わんかと言ってくる。Tシャツは、1枚だけなので、これでまず警戒信号が鳴る。無視して早足で立ち去ろうとすると、もう一人が現れて、やにわに私の足元にうずくまり、「えー靴を履いとるやないか」と言いながら、ジーンズの膝の部分を掴んだ。これで警戒信号第2弾。
大声の日本語で「ばかやろう」と叫びながら、その手を振り払うと、もう一人がさっと向こうへ走ってゆく。ジーンズの右ポケットをさぐると、入れておいた紙幣(1500円程度)が無い!?
大声で「金を返せ」というと、近くにいた男達がその逃げた男を囲んで、「金返してやれや」とか言っているらしい。近づくと、泥棒はしぶしぶながら返してくれた。
昼日向、衆人監視だったからよかったものの、夜間で一人であればこれでは済まなかった、危機管理を再確認せねばと思った。
災いは、忘れた頃にやってくる。
まったくだ。
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しかし何があるか分かりません。どうか気をつけてください。