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フランス初の女性大統領誕生せず

今、テレビでサルコジが支援者に勝利宣言をしたところです。

サルコジとロワイヤルが示した政策の違いは明瞭でした。グローバリズムを全面的に受け入れて、国際的競争力を強化してゆくというサルコジ、格差を助長しているグローバリズムと一線を画して、フランスがこれまで進めてきた労働者や弱者を保護する方向を維持するというロワイヤル、大まかに言えばそういうことだったと思います。
年5週間のバカンス、週35時間の労働時間など、一旦雇用され
れば様々な権利が保証されるフランスの労働者。「保護されすぎ」という言葉がフランス人同士の会話でも聞こえました。サルコジはこういう状況を指して、「フランス人はもっと働かなければ、国際競争力が無くなってしまう」と危機感を煽っていました。

フランス語圏アフリカから見ていますと、アフリカの人たちも関心を持ってこの経緯を見守っていしたと思います。彼らには、サルコジが示してきた移民政策、「選ばれた人材」のみフランスに移民できるが、これからどのような経緯を辿るのか、不安を持っています。また、国際競争力強化のための雇用、労働政策の変化に、移民労働者がマイナスの影響を受けるのではないかという危惧もあります。


サルコジがこれから取る舵は、フランス国内だけでなく、欧州、地中海、アフリカ諸国に、いろいろな形で影響を与えそうです。
個人的には、フランス初の女性大統領が、世界の格差を助長しているグローバリズムの流れに抗して、トリコロールの旗を振りかざして先頭を進む姿を期待していたのですが、叶いませんでした。残念です。
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4件のコメント

[C392]

MOIさん、本当に残念でした。 何だか「オレがオレが…」という連中ばかりになって来たような…。 「父親たちの星条旗」の「ヒーローは自分がヒーローとは言わない」という生き方に共感しています。 作者がお父さんの生き方のことをImportantly unimportant.と書いていたのがナルホドでした。

[C393]

衛生兵、でしたね、普通のアメリカ人。とても赤裸々な映画でした。インデアンの兵隊の真摯さと、あの差別とか。当のアメリカ人はどう見ているんでしょうね。
普通の人が主役になれそうになくなるのが、これからのフランスかも。

[C394]

本当に赤裸々な映画でした。 原作を読んだらもっと重かったですが…。 お父さんは親友の衛生兵が拷問されて殺された姿を見て、4年間毎晩うなされ涙を流していたそうです。 目玉を抉られ、耳をそがれ、舌を切られ、P…を口に突っ込まれた姿で…。 網膜復位手術のとき、そのことが頭に浮かんで困りました。 そうすると脈拍数が40を切ってしまう…。

「硫黄島からの手紙」では、赤十字のついたヘルメットの兵隊の絵を示して、衛生兵を狙い撃ちしたことを明示していました。 ジュネーブ条約が基本的には守られた欧州戦線では武器を携行していなかった米国の衛生兵が、太平洋戦争ではピストルを携行するようになり、ベトナム戦争ではライフルを携行するようになったというのが現実です。 Fathers of Our Flagsには、負傷した日本の兵隊がCorpsman!と叫んで、衛生兵を道連れにしようとしたという記述もありました。

日本の陸軍の軍医・衛生兵・看護婦も陸軍省印つきの赤十字をつけていたそうですが、日本の将校・兵隊はジュネーブ条約を一体どれだけ知っていたのでしょうか…。

原作で、あのインディアン(Ira Hayes)がPima族であること、誇り高いPima族の文化では「オレが、オレが…」は許されないということを知りました。 この本の主題の一つでもありますが、自分はヒーローではない(とは思っていない)のにヒーローにされてしまうことの悲劇です。

もう一つ知ったのはSDAは武器を持つことを許さず、そのために衛生兵に志願する人が多いということでした。 クエーカーズやアーミッシュの良心的兵役拒否は知っていましたが、こういうあり方もあったんですね。

[C395]

フランスから、少し遠くに来てしまいましたね。

そういう原作を映画化しようとしたイーストウッドの気持ちは、どういうものだったでしょうか。Million dollar babyの、あの切ない愛情、どん底のアメリカ人のどうしようもない現代の生活を描いてから、この硫黄島連作ですから。アメリカ人のidentityを真正面に見てみようということでしょうか。

真実は、見ようとしないし、見えにくくされているし、見えなくなってしまいます。
ちゃんと自分で立って、真実を見るというような歌詞がボブデイランにありましたっけ。

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