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娘よ、協力隊にあこがれるな(1)

アフリカの地で活動する協力隊の若者たちには、本当に頭が下がる。若者といっても、学業を終えて仕事についている人や、すでに家庭を気づいている人も多い。そういう人たちが、仕事をやめ、家族を残して開発途上国で活動するには、周囲を説得するというだけでも、相当に強い意志と覚悟を持っているに違いない。

そういう若者たちが、世界で一番弱い立場の人たちの側に立って、普通の大人には絶対耐えられないような過酷な環境の中、2年もの間本当に真摯に仕事に取り組んでいる。中には、マラリアなどの熱帯特有の感染症や過労のために体調を崩す人たちもいるようで、そういう話を聞くと心が痛む。「なのに何故何を求めて君は行くのか、そんなにしてまで」と問いかけたくなる。

最近大学に入ったお前は、教養過程で「国際開発概論」なんかを受講しているらしい。それを聞いて、少しぞっとした。もしかして、協力隊なんかを夢見ているんじゃないだろうか。

そう、私は協力隊の青年達やそのOBに敬服してるが、自分の娘にはそんな苦労はしてもらいたくない。これは父親のエゴだろうか。おまえが協力隊を志望したい、と言ったなら、私は絶対に反対する。激しく反対するこの父親を、おまえはちゃんと説得することができるだろうか、そういう期待も半分あってちょっと複雑だ。

父の話を聞いてくれるだろうか。


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2件のコメント

[C14] とっても複雑・・・

父親としてはとっても複雑ですね。

自信では認めている、他に誇れる立派なことと認識しているけれども、自分の身内にはそんな危険な環境に来てほしくない。 でも、それはエゴでは無いと思いますよ。
どこの親が自分の子供の苦労・危険を望みますか?当たり前の反応(心配)です。
けれども、それはあくまでもMOIさんの考えです。お嬢さんの考えではありません。
最後は本人の意思です。
他人事だから好きに言えると思われても仕方ありませんが、私はこの様に考えます。
勝手な意見ですみません。

[C15]

クラックさん、いつもコメントありがとうございます。
そうですね、最後は娘の判断を尊重しなけりゃいけませんよね。ボブ・デイランの「時代は変わる」を歌った世代としては。
ただ、激しく反対する父を真正面から論破する考えと、強い意志を見せたなら、泣く泣く承知するでしょう。
その(1)の後を書こうと思って、まだ書けませんが、「協力隊」だけじゃないぞ、ということも教えようかな、と思っています。

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