
西アフリカの街は、雨季になってゆく6月ともなればブーゲンビリアやアカシアなど色とりどりの花の競演となる。
その中でも、
火炎樹の真紅の花が一際美しい。
火炎樹は、南アフリカ原産だそうで、英語では
Red-hot poker、flame flowerともいう。日本語では「カエンボク」とも呼ばれているらしい。
フランス語では、
flamboyantで、いずれの言語も文字通り「燃え盛る」という感じを表現している。
南半球では、この花の満開が12月ごろになる。
大西洋の向こう南アメリカ大陸、ブラジルの北東地方を旅行した時に火炎樹を見たことがある。 そこでは、この花を
Natalと呼ぶと聞いた。「ナタウ」とはイエスの誕生、クリスマスを意味する。
ちょうど、真夏のクリスマスの頃に咲き誇るからだろうか。
アフリカから連れ去られる奴隷達が、密かに故郷の花の種を懐に持ち運び、花が満開になると故郷を痛切に思い出したのではないだろうか、と想像してみた。
奴隷らが運びし紅きアフリカの
花はナタウ(クリスマス)と呼ばれてをり


こちらの火炎樹は、オレンジ色系で、金栗さんがお書きになったアジアのタイプに近いかもしれません。
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しかし・・・「アフリカから連れ去られる奴隷達が、密かに故郷の花の種を懐に持ち運び、花が満開になると故郷を痛切に思い出したのではないだろうか」これ、映画「ルーツ」が頭に浮かびましたよ〜惨い過去の歴史が刻まれた「火炎樹」なのかもしれませんね〜