
トルーマン・カポーティ の「冷血」を扱った、「
カポーテイ」は今年のアカデミー主演男優賞賞に輝いたフィリップ・シーモア・ホフマンの鬼気迫る演技が話題になっているが、同助演女優賞にノミネートされた
キャサリン・キーナーがカポーテイを献身的に支える知的な女性を演じて、印象的だ。その女性とは作家のハーパー・リー で、映画化されたアラバマ物語 (To Kill A Mockinbird )の原作者。「アラバマ物語」は、彼女の少女時代の自伝的小説で、不正に対して真正面から立ち向かう弁護士である父親を中心に、田舎町に起こった殺人事件の周辺を描いていた秀作で、映画でもオスカーを受賞した。
「カポーティ 」で、トルーマンが子供時代、両親から捨てられて、叔母宅で育ったこと、その隣に住んでいたのがハーパー・リー であったと語るところで、「アラバマ物語」のあの少女が頭に浮かび上がってきた。アラバマ物語でも、隣に気の弱い、想像力の強い男の子が引っ越してくるが、トルーマンがモデルなんだろうか。
「カポーテイ」と「アラバマ物語」、一緒に観てみると楽しみが倍増するかもしれない。
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この映画、観たのですが原語で、しかもカポーティがそのまんまのオネエ喋りで、とても辛かったです。映画中でハーパー・リーの作品発表パーティがあり、その時に「この人があの作者だったの!」と初めて知りました。もう一度、今度は原語で読んでみようか、という気持ちになりました。