Blogを始めて1年経った。つれづれなるまま、思いつくことを書き留めるだけなので、焦点の定まらない内容になってしまっている。ある時は乗馬、ある時はフランス語、そしてある時は映画、それでも、このblogを訪問してくださる方のコメントが励みになって、なんとか続けてこられた。「西アフリカ」と題しているのに、アフリカ関連の記事は少ないので、タイトルの変更もをと思いながらずるずるときてしまった。海外に単身赴任している50代男性の日記というのが、このblogでいいのかもしれない。
少年の頃から映画が好きで、フランス語を習うきっかけになったのもヌーベルバーグの映画に影響を受けたからだと思う。いわゆるマイナーな「名作座」のような映画館に、高校時代は毎週のように行っていた。
岩波ホールに通い始めたのは、学生時代で、最近どんな映画を観たのかだんだん忘れてきたなと思っていたところに、
エキプ・ド・シネマの三十年(高野 悦子 )が出版された。岩波ホール30年(1974〜2004年)の全上映記録で、一つ一つの作品の情報と解説は資料としても興味深いが、読むうちに鑑賞した映画の思い出とともに、20代から40代当時の自分と自分の周辺のことなども、ありありと浮かび上がってきて、おもしろかった。
その高野悦子のインタビューが、「AERA No27 2004.6.5」にあり、1950年代、社会心理学を専攻する学生だった彼女にとって、ボーボワールの「第二の性」との出会いが、その後の彼女の人生に大きな意味があったということが書かれている。高野は、1976年にボーボワールに会う機会があり、「今、第二の性を書きかえるとしたら、どこをかえるのか」という彼女の問いに対して、ボーボワールは、「あの頃の私は若かったから、男性を良きパートナーとして過大評価していた、同士として期待していたけれど、それは幻想だった」と言っている。
50代の男性としては、重く受け止めねばと思った。
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いろいろな視点からの読み応えのある記事に丁寧な文章、毎回、
楽しみつつ勉強させていただいてます。
これからも、よろしくお願いします。