9月の初めに夏休みを取って、娘にパリを案内した。娘は19歳、心理学を専攻することになったので、まずサン ミッシェルのジベール ジュンヌ書店へ。社会学、心理学系の書籍は、書店のセーヌ河側の小路に面した別館。新本と古書も手に入る。娘の選んだのは、10 Lecons de psychologie et pedagogie (Broche) de Olivier Houde 。「心理学と教育学10講義」という、基礎的な本。娘は、本を選ぶのがうまい。...
村上春樹ファンだからといって、何もビールの飲み方まで真似する必要はないけれど。朝日堂の「ボストン便り」に、「美味しい瓶ビールの口飲み 」などと村上氏に記されると、やっぱり気になる。氏によると、「この数年のあいだ、僕が瓶から口飲みしてとくに美味しいと感じているビールは、ローリング・ロックと、バース・エールです。」らしい。私は、その両銘柄とも飲んだことが無い。ビールは、やはりグラスにちゃんと注いで、グ...
夏休みですから、美術館を廻る人も多いでしょうねえ。ピカソは好きなアーテイストの一人で、パリのマレ地区にあるピカソ美術館はお気に入りの場所です。歴史のあるサレ館(L'hôtel Salé)で、ゆったりとピカソの作品にめぐり合えます。美術館では、芸術作品と向き合って考えたり、展示の仕方を楽しんだりしていれば満足で、作者その人の私生活にはあまり関心が無いほうですが、ピカソが愛した女性が多いことは有名で...
といっても、ロマンテックなことではありません。少し前のことですが、あるパリのプチホテルのデスクでの仕事が一段落したので、ほっと一息ベッドで入れていたら、大音響!!写真のように机の上に物が落ちていた。何が落ちてきたかというと、机の横の洋ダンスの上縁を飾る木枠が滑り落ちたのでした。落ちた場所が、椅子の真上だったので、ベッドで休んでいなければ、大怪我をしていたのではないかと、ぞっとしました。聞くところに...
日本人は、ゴッホが好きらしい。黒澤 明も、「夢」であの「アルルの橋」に入って、ゴッホと話をしたりしている。それは、彼の儚い夢なのだろう。階級社会のフランスでは、ピエールブリュデユーによると、中流の下が「印象派絵画」を好む階層であるそうな(ピエール・ブルデュー1930-2002)。では、何故日本人は、印象派を好み、ゴッホに興味を持つのだろうか。義務教育における美術の授業、主要な美術館だけでなく、広島県立美術...